【495円で発見】葬送のフリーレン1巻「初版第1刷・帯付き」を中古店で拾った|SOLD相場も調査

葬送のフリーレン1巻 初版第1刷 帯付き 表紙 漫画・初版・書店特典
葬送のフリーレン1巻 初版第1刷 帯付き
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中古本の棚を見ていると、たまに一瞬で手が止まる本があります。

今回が、まさにそれでした。

『葬送のフリーレン』第1巻。

値札は450円。税込495円。

表紙を見ると帯が残っている。

「まさかな……」と思いながら奥付を開くと、そこには――

2020年8月23日 初版第1刷発行。

ドクン、、ドクン、、

久しぶりに中古本売り場で心臓が鳴りました。

葬送のフリーレン1巻 初版第1刷 帯付き 表紙
中古店で見つけた『葬送のフリーレン』1巻。帯付きの個体。

税込495円。普通の中古コミックとして並んでいた

さらに驚いたのが価格です。

税込495円。

今では作品自体が広く知られている『葬送のフリーレン』ですが、中古店では必ずしも「初版コレクター向け商品」として値付けされているわけではありません。

今回も店頭では、普通の中古コミックとして扱われていました。

葬送のフリーレン1巻 中古店450円 税込495円 値札
値札は450円+税。税込495円で購入。

「495円で見つけた」という今回の記事の肝は、値札写真を見てもらうのがいちばん早い。

本当に初版なのか?見る場所は「帯」だけではない

漫画を探していると、「帯付きだから初版かな?」と思ってしまうことがあります。

ただし、帯だけでは初版の証明にはなりません。

確認する場所は奥付です。

今回の個体を確認すると、「2020年8月23日 初版第1刷発行」とはっきり記載されていました。

葬送のフリーレン1巻 2020年8月23日 初版第1刷 奥付
奥付には「2020年8月23日 初版第1刷発行」と記載。

つまり、今回の個体は少なくとも「1巻・初版第1刷・帯付き」というところまで実物で確認できています。

初版の見分け方そのものは、こちらの記事で詳しくまとめています。

▶ 漫画の初版の見分け方|奥付の「第1刷」・帯・重版との違いを解説

なぜ「1巻初版」が面白いのか

もちろん、初版だから高いという単純な話ではありません。

初版でもほとんど価格差が出ない漫画はいくらでもあります。

見るべきなのは、作品人気、巻数、帯、付属品、状態、流通量、そして実際の購入需要です。

その中でも人気作品の「1巻」は、後から作品を好きになったコレクターがさかのぼって探す対象になりやすい。

さらに発売当初の帯やチラシまで残っていれば、後年の重版本とは条件が変わります。

『フリーレン』を含む1巻初版の市場変化は、以前の記事でも検証しています。

▶ 漫画1巻初版はいつ価値が生まれる?フリーレン・カグラバチから見る市場の変化

また、帯は「ある・ない」だけではなく、初期帯なのか、後から付いた重版帯なのかも重要です。

▶ 漫画の帯は初版の証明になる?初期帯・重版帯の見分け方と価値を解説

では実際、いくらで売れているのか

ここからが重要です。

販売中の商品を見て「2万円で出ている」と判断するだけでは、相場とは言えません。

見るのは実際に売れたSOLDです。

2026年9月25日時点で確認したメルカリでは、『葬送のフリーレン』1巻・初版・帯付きの売り切れ例として18,500円、19,450円、状態が「未使用に近い」とされた個体で27,000円の成約例が確認できました。

ただし、ここで「初版1巻=2万円前後」と決めつけるのは危険です。

ヤケ、擦れ、折れ、帯の傷み、チラシの有無、シュリンクの有無など、条件が違えば価格も変わります。

だから見るべきなのは、自分の持っている個体とできるだけ条件の近いSOLDです。

495円→19,450円。単純比較なら約39倍

今回の購入価格は495円。

19,450円のSOLD例と単純比較すると、約39倍になります。

もちろん、これは「今回の本が19,450円で売れる」という意味ではありません。

状態や付属品が同じかを確認する必要がありますし、相場も変動します。

ここを雑に判断すると、「初版を見つければ何でも買う」という危険な仕入れになります。

今回の495円が面白かった理由

今回面白かったのは、「高額商品を安く買えたかもしれない」という一点だけではありません。

店では、普通の中古本として495円で置かれていた。

でも一ページ開いて奥付を見ると、初版第1刷。

さらに表を見ると、帯付き。

つまり店頭の値札だけを見ていれば普通の中古漫画ですが、帯を見る。奥付を見る。SOLDを見る。そこまで進むと、見え方が変わります。

「高い本」を探すのではなく、「違い」を探す

資金が多ければ、すでに価値が分かっている商品を買うこともできます。

でも僕がやっているのは逆です。

まだ普通の商品として置かれている中から、小さな違いを探す。

  • 1巻なのか
  • 初版なのか
  • 帯は残っているか
  • チラシはあるか
  • シュリンクはあるか
  • 店舗特典はあるか
  • 実際にその条件を欲しい人がいるのか

495円の本でも、見るポイントを知っていれば立ち止まれる。

これが自分の考える、「弱者には弱者の戦い方」の一つです。

僕が中古店で実際に見ている順番

「じゃあ中古店で何を見ればいい?」という人向けに、初版・帯・付属品・SOLD・仕入れ判断の考え方はnoteにもまとめています。

ポイントは、買う理由だけではなく「買わない理由」も持つこと。

▶ 【無料note】初版漫画ビジネスで稼ぐ方法|小資金で始める7つの戦略

買った後は「状態を落とさない」ことも重要

こういう一冊を見つけた後にやってはいけないのが、適当に本棚へ突っ込むことです。

特に帯は、擦れ、折れ、破れ、日焼けなどで状態が変わりやすい。

価値を無理に「上げる」のではなく、買った時の状態をできるだけ落とさないことが重要です。

▶ 漫画の保管方法7選|初版・帯・特典を日焼け・湿気・カビから守る

新品で読みたい人はAmazonでも確認できる

この記事は初版コレクションの話ですが、「まず作品を読みたい」という人は現行版を新品で買う選択肢もあります。

▶ Amazonで『葬送のフリーレン』を確認する

まとめ|495円の棚にも「見る人によって違う本」がある

今回見つけたのは、『葬送のフリーレン』1巻・初版第1刷・帯付き・税込495円。

高い棚を探したわけではありません。

普通の中古漫画の中にありました。

だから中古店では、値札だけ見て終わらず、表紙を見る。帯を見る。奥付を見る。付属品を見る。SOLDを見る。

また面白い一冊を拾ったら、購入価格とその後の相場まで含めて答え合わせしていきます。

この発見はXでも投稿しました

店頭で見つけた直後の投稿と、その後の続報です。


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