NARUTO旧カード「今日の1枚」#012は忍-12「猿飛アスマ」。2002年の最初期レアでありながら、単品の売り切れ表示は450円と3,500円。この差を高騰と断定してはいけない理由を、過去SOLDと現在のASKを分離して分析します。
基本情報と歴史的位置づけ【事実】
| 番号 | 忍-12 |
|---|---|
| 名称 | 猿飛アスマ |
| 発売 | 2002年12月13日/バンダイ「巻ノ壱」 |
| 属性・レア度 | 土・レア(R) |
| 駿河屋管理番号 | GL406809 |
当時の公式収録表では忍-11「はたけカカシ」の次、忍-13「三代目火影」の前に掲載。第十班を率いる上忍・猿飛アスマは、単品だけでなく「猪鹿蝶」関連のカードと一緒に集める文脈があります。出典:公式カードリスト・駿河屋・忍-12商品登録。
過去の単品SOLD表示【同条件ではない】
| 表示価格 | 確認できた状態 |
|---|---|
| 450円 SOLD | やや傷あり、白欠けが目立つとの説明 |
| 3,500円 SOLD | 未使用に近い、出品者申告では「かなり綺麗」 |
いずれも売り切れ表示ですが、成約日時、加工、実物状態を厳密に統一できていません。差は約7.8倍でも7.8倍に高騰した根拠にはなりません。2件の平均価格も客観的な相場中央値とは呼びません。
現在の出品額【ASK、売れた値段ではない】
販売手続き表示を確認した例は990円(状態難)・1,300円(目立つ傷なしと申告)・1,900円(やや傷あり)・2,500円(目立つ傷なしと申告)。それぞれの確認先は990円 ASK、1,300円 ASK、1,900円 ASK、2,500円 ASK。2026年10月16日JST時点の表示であり、購入希望者が実際に払った金額ではありません。
第十班セットSOLDの扱い
忍-12を含む第十班関連の444円7枚セットと5,200円6枚セットがあります。収録カードや状態が異なるため、単純に枚数で割って忍-12単品の価格を算出することはできません。セット需要の存在を考える参考にとどめます。
相場の動きと独自分析
過去SOLDの450円品は白欠けを明記し、3,500円品は良好な状態との出品者申告。状態が相場に影響する可能性は大きいものの、比較可能な成約日時付きの同仕様SOLDが不足するため、現時点で値上がり・値下がりの判定は保留します。まず確認するのは四隅、表裏、加工、反りの有無です。
2027年の材料と今後の予測【事実と仮説を区別】
2026年10月11日NARUTO公式発表では新「NARUTOカードゲーム」の2027年6月世界同時発売、スターターデッキ3種、第一弾ブースターなどが発表されています。しかし2027年新作と2002年旧カードは別の商品であり、旧忍-12の値上がりは未検証です。
強気:美品の旧カード収集需要が増え、同条件のSOLDが継続する。中立:状態差による価格帯の分断が続く。弱気:出品だけ増えてASKが下がる。美品同仕様SOLDが2,000円超で複数続くか、逆に1,000円前後のSOLDが増えるかを観測します。2,000円は監視ラインであり、予測価格ではありません。
PSA鑑定・保管の判断
同仕様のPSA9/10実売を十分に確認できていないため、利益目的の鑑定は保留寄り。スリーブ+必要に応じたローダーで暗所・適湿保管を基本に、白欠け・折れ・反り・傷を写真で記録。私的な仕入れ検討ラインは状態確認できる並品500~800円程度ですが、市場確定値ではなく利益保証もありません。
結論と次回
「3,500円のSOLDがあるから、安い出品なら何でも買い」ではありません。忍-12は状態確認と単品・セットの分離が重要な、2002年の初期レアです。NARUTO CARD DBでも継続観測します。次回は忍-13「三代目火影」。
調査:2026年10月16日JST。SOLDはサイト上の売り切れ表示、ASKは出品希望価格。相場動向・仕入れ判断・将来予測は独自分析。売り切れ表示額は最終決済額の保証ではありません。
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